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【広告出稿のポイント・マンション編】「一生に一度の買い物」の第一歩は広告

マンションの販売は、数カ時間から1年以上にもわたる、時間のかかる手続きです。集客によって買い主候補を募ることができなければ、さらに長引くことも予想されます。

“一生に一度”の買い物であることから、消費者が慎重になる中、広告出稿ではどのような点に注意すればよいのでしょうか? 

今回は、マンション販売の第一歩ともいえる広告出稿についてお伝えします。


目次


マンションは一生に一度の買い物

マンションは“一生に一度の買い物”とも言われる通り、気軽に購入される商品とは異なるものです。

そのため、マンションを販売する際には、広告出稿をはじめとしたプロセスでの印象が重要となり、消費者からの信頼はよりスムーズに買い主を見つける結果へとつながります。
物件の魅力を伝えるのはもちろん、住む方のライフスタイルまでを考慮して、求められる情報を提供しましょう。

以下では、マンションを販売するときの流れや、広告出稿のポイントについてご紹介します。


マンション販売・購入の流れ

一般的に、販売したマンションが購入に至るまでの流れをご紹介します。
意外と時間がかかるマンション販売。広告出稿前に、全体の概要を理解しておきましょう。


査定

新築マンションの価格は、土地代・建築費用・広告費用といった条件により決まります。

中古マンションの場合、販売するマンションの価格を不動産業者が査定します。
査定額は仲介する不動産業者によって異なるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討されることが多くなっています。

1~3社の査定で相場の確認が行われるのが一般的です。最終的に選択した業者と媒介契約を結びます。

販売活動

販売活動を始める前に、マンションを販売できる状態に整えます。

中古マンションであればハウスクリーニング業者に依頼し、内覧に備えましょう。
準備が整い次第、マンション広告を出稿して購入希望者を募ります。広告によって集まった見学希望者からの依頼に応じて内覧を行い、物件の魅力を紹介してください。

売却活動には2~12カ月かかると言われ、状況によってはさらに時間がかかることも予想されます。

契約

売却活動によってマンションを購入する買い主が見つかれば、契約の段階に入ります。
売買契約を結ぶために、必要書類を揃えましょう。

契約当日には、売り主・買い主・仲介業者の三者が集まります。スケジュールの問題などから同席するのが難しい場合には、仲介業者経由で契約の手続きを進めることもあります。
無事に契約が完了したら、いよいよ物件の引き渡しです。これらの手続きを終えると、マンション販売が完了します。


消費者が気になるポイント

実際にマンションをお探しの方は、物件そのものの魅力のほかに、どのようなポイントを見て購入を検討しているのでしょうか? 

買い手にマンションの魅力を伝えるために、消費者によく見られるポイントをご紹介します。


生活環境

マンション購入を検討されている方は、実際にその物件で暮らすことになったとき、どのようなライフスタイルを送ることになるのかを気にしています。
大型スーパーマーケットや商店街の有無など、徒歩や車で行ける範囲で生活必需品を問題なく揃えられるかどうかを紹介しましょう。

また、休日に足を運んで楽しめるショッピング施設をはじめ、平日と休日の過ごし方が想像できると好ましいと言えます。

交通アクセス環境

駅からマンションまでの所要時間や、バス停までの距離など、公共交通機関を利用しやすい交通アクセス環境であるかどうかを伝えましょう。

利用できる路線が複数あるのもメリットになります。
電車で主要駅にアクセスするときの所要時間も、通勤や通学のしやすさにつながる大切なポイントです。
可能であれば掲載するとよいでしょう。

また、必要に応じて車移動の利便性や駐車場の状況についても紹介します。

教育環境

子どものいるファミリー層の場合、周辺に子どもの教育に便利な環境があると好まれます。

保育園・小学校・中学校といった教育機関と合わせて、子どもが安心して遊べる公園、小児科をはじめとした医療機関など、教育のしやすさをアピールしましょう。
また、休日に子どもと遊びに行けるスポットも重宝されます。

治安の良さもファミリー層から重視されるポイントのひとつです。

管理人の有無

マンションの清掃や管理を行う管理人や、サービス担当のコンシェルジュがいると、住人の負担が少なくなることから仕事で忙しい方でも暮らしやすくなります。

管理人の有無は、マンションのトラブル予防や美しい景観の維持、さらには防犯にもかかわる問題ですから、重視する方が多いポイントです。

セキュリティ対策

ファミリー層や女性単身者が特に重視するのは、マンションのセキュリティ対策の状況です。


玄関のオートロックや監視カメラの設置箇所、同じマンションで暮らす住人の雰囲気など、安心して暮らせる環境が整っていることをアピールしましょう。
また、マンションの階数を気にされる方も多いようです。

ペット

犬や猫をはじめとして、大切な家族と同様にペットと一緒に暮らしている方は、ペットを連れて入居可能な物件を探しています。

周辺に散歩しやすい公園や動物病院があるかどうか、フードを購入できるペットショップがあるかどうかなど、ペットのいるライフスタイルにマッチする住環境が求められています。


気をつけなければならないルール

マンション広告では、「宅建業法」によって広告出稿時のルールが定められています。
広告を掲載する際には、事実に基づいた根拠のある情報であることが前提となり、誇大広告や虚偽の内容は禁止されています。

こちらでは、広告出稿で気をつけておきたい禁止表現のうちで、代表的なものをご紹介します。


欠点がないように見せる表現

消費者に根拠のない安心感を与える「完全」「絶対」「完璧」などの用語は、マンション広告で禁止されています。


これらの表現は、根拠が保証できないにもかかわらず、あたかも物件になにも落ち度がないように受け取られてしまいます。

“セキュリティ対策は万全です”などと表現することがないよう気をつけましょう。

売れ行きを示唆する表現

マンション広告では、消費者の購入を煽るような、売れ行き好調なことを示唆する表現が禁止されています。

たとえば、「完売」という表現はその一例です。
“完売間近”や“完売御礼”といったキャッチコピーを広告に使うことはできません。

また、「完売」という用語を使わずとも、購入を煽る意味合いであれば違反と判断されます。

価格の安さを強調した表現

一般的な商品やサービスでは、「激安」「格安」「お買い得」といった表現で価格の安さが強調されることがありますが、マンション広告では禁止されています。

実際にライバル物件よりも低価格で販売されていたとしても、その価格の根拠となっている事実を掲載しなければ、安さをアピールすることはできません。

優れているように見せる表現

マンション広告では、まるでほかの物件よりも優れているかのように見せる「抜群」「業界一」「当社だけ」といった表現が禁止されています。

また、「厳選」「特選」といった形で、まるで一定の基準によって選ばれたかのように見せる表現も、使うことができません。これらの抽象的な表現は避けるようにしましょう。


マンション販売の広告の種類

マンションを販売するとき、効率的に集客する上でよく用いられる広告の種類をご紹介します。


折込広告

新聞の折込広告は、特定のエリアに住む消費者に、直接情報を届けられる媒体です。

マンションの購入希望者は、近隣の地域に住んでいる可能性が高いと考えられているため、ポスティングはピンポイントで買い主にリーチしやすいと言えるでしょう。
新聞の購買者は減少していると言われていますが、依然として影響力の強さに定評があります。
その一方で、読まずに廃棄される可能性も少なくありません。

テレビCM

マスメディアであるテレビは、各種メディアの中でも特に多くの方が視聴している媒体です。

テレビCMを利用する不動産業者は知名度が高く、マンション販売もしやすくなることが考えられます。

イメージキャラクターなどを起用して、企業の印象アップをはかったり、親しみやすい雰囲気を作ったりすることも可能です。
非常に影響力のある広告媒体ですが、その分広告掲載にかかるコストも大きなものになります。

リスティング広告

リスティング広告とは、インターネットの検索エンジンを利用するユーザーに対して、検索結果画面の上部に表示させる広告のことです。

ユーザーの検索ワードに応じて表示され、コストをかければよりクリックされやすい上部に掲載することも可能です。
マンション購入に関心の高い顧客にリーチでき、クリックされた数だけ広告費が発生します。

実際に購入につなげるためには、キーワードの選定をはじめとした調整が多数必要となり、手間はかかるもののメリットの多い媒体です。

自治体誌・自治体ホームページ

自治体が発行している冊子や、ホームページなどの広告枠に出稿する方法もあります。

自治体誌は、近隣の地域に住む方のもとへ情報が届けられる冊子で、一般的なポスティングよりも廃棄されにくいのが特徴です。
自治体ホームページは、その街で暮らす方や引っ越しを検討している方が多くアクセスするため、関心の高い方の目に留まる可能性が高くなります。

さらに、これらの媒体は公共機関のものであるため、信頼感のある印象になるのがメリットです。


まとめ

マンションは大きな買い物であることから、購入を検討している消費者は自然と慎重になります。
物件そのものの魅力や価格も重要ですが、その後のライフスタイルまでを含めて、顧客目線でアピールしていくことが大切です。

また、マンション広告を出稿する際にはルールを遵守して、信頼できる印象を与えられなくてはなりません。
​​​​​​​広告を掲載する媒体によっても、顧客が抱くイメージは大きく変わりますから、適切なものを選びましょう。

信頼感のある自治体誌や自治体ホームページへの広告出稿については、株式会社ホープまでお気軽にご相談ください。